作品概要

キリストの神殿奉献》は、画家のフラ・バルトロメオによって制作された作品。制作年は1516年から1516年で、ウィーン美術史美術館に所蔵されている。

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フラ・バルトロメオ描いた「キリストの神殿奉献」は、1516年にメディチ家出身の法王レオーネ十世が発注したものと伝えられている。

作品については「1516. Orate Pro Pictore Olim Huius Sacelli Novitio」の文字が残ることから、フィレンツェのサン・マルコ修道院にあるノヴィツィアート礼拝堂に飾られていたと推測されている。

1781年に、トスカーナ大公であったハプスブルク家のレオポルド二世によって、ウフィッツィ宮殿に移動。れおぽるど二世は、代わりにコピーをサン・マルコ修道院に贈っている。1792年に、ウィーンにあった美術品と交換されて、現在もこの作品はウィーン美術史美術館が所有している。この作品を描くために制作したフラ・バルトロメオのスケッチや、作品のコピーもいくつか存在が確認されている。

「キリストの神殿奉献」は、作品の両脇に柱が一本ずつ立ち、その内側でドラマが進行しているという当時の流行通りに描かれている。

作品の中心には、幼児イエス・キリストを抱くシメオンの司祭が、鮮やかな赤の衣服で祝福を与えている。左側に聖ヨセフ、右側にはイエスの足に触れる聖母マリアがいる。聖ヨセフの奥には、二人の女性が描かれている。そのうちの一人はおそらく、聖母マリアの母聖アンナであるといわれているが推測の域を出ない。司祭の後ろにある祭壇には、モーゼの絵が飾られているのが見える。

美しい色のハーモニー、量感と表情豊かな人物像など、サン・マルコ修道院で「マエストロ」と尊称されていたフラ・バルトロメオの力量が最大限に発揮された傑作といえる。

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基本情報・編集情報

  • 画家フラ・バルトロメオ
  • 作品名キリストの神殿奉献
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1516年 - 1516年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵ウィーン美術史美術館 (オーストリア)
  • 種類油彩
  • 高さ155cm
  • 横幅159cm
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