作品概要

サンセポルクロの祭壇画》は、画家のペルジーノによって制作された作品。制作年は1510年から1510年で、サンセポルクロ大聖堂に所蔵されている。

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『サンセポルクロの祭壇画』または『キリストの昇天』は、イタリアのルネッサンス期の画家、ピエトロ・ペルジーノによって1510年頃に制作された絵画である。トスカーナ州にあるサンセポルクロ大聖堂に飾られている。

この作品は、『サン・ピエトロ多翼祭壇画』の中央パネルと同じ構成を採用している。しかしより大きなサイズの作品であるため、天使の持っているリボンのような装飾的細部の質が高められている。他にも全体的な色彩の深みや陰影などに大きな違いが見える。さまざまに描かれている人物の表情に現れる優美さは変わらないが、より写実的かつあたたかみを持った、人物の内面がにじみでるような印象を併せ持った作品に仕上がっているともいえる。また、こうした細部に気を配った描写からは、ペルジーノ工房の多大な協力を得て描かれたことがわかる。

「キリストの昇天」は、磔刑に処せられたのち復活したキリストが天にあげられたというエピソードに基づいて描かれる、キリスト教関連の主題の一つである。この詳細は「使徒言行録」に記述されている。それによれば、キリストは復活後四十日を経て昇天し、雲の間に消えたということである。

キリストは、中央上部のアーモンド形の光背の中に描かれている。光背の枠は熾天使や智天使の頭で囲まれている。キリストの左右には、雲に乗って楽器を演奏する天使たちが描かれている。下部には聖母マリアと使徒たちが、特徴的な細い木々をともなうウンブリアの風景を背景にして描かれている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ペルジーノ
  • 作品名サンセポルクロの祭壇画
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1510年 - 1510年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵サンセポルクロ大聖堂 (イタリア)
  • 種類板、油彩
  • 高さ332.5cm
  • 横幅266cm
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