作品概要

アルバーニ・トルロニアの多翼祭壇画》は、画家のペルジーノによって制作された作品。制作年は1491年から1491年で、トルロニア・コレクションに所蔵されている。

詳細な画像を見る

『アルバーニ・トルロニアの多翼祭壇画』は、イタリアのルネッサンス期の画家ピエトロ・ペルジーノが1491年に描いた絵画で、ローマのトルロニア・コレクションに所蔵されている。この作品は、後にローマ教皇ユリウス二世となる枢機卿ジュリアーノ・デッラ・ローヴェレの依頼により制作された。

本作は上下二階層の構造に分かれており、下部中央にはキリストの誕生の場面が描かれている。左翼には大天使ミカエル、バプテスマのヨハネ、右翼には聖ヒエロニムス、聖ゲオルギウスが、同じ背景のもとに描かれている。

上部中央のルネットにはキリストの磔刑が、左右には受胎告知の場面が描かれている。受胎告知の場面はルネットにより左右二つに分かれており、左翼には懐妊を告げる大天使ガブリエル、右翼にはそれを聞く聖母マリアが、ポルチコの中に配される形で描かれている。

下部中央の「キリストの誕生」のパネルは、システィーナ礼拝堂にあったペルジーノ作の同主題の絵(現在は失われている)に影響されている可能性がある。中央パネルでは聖母マリアと使徒ヨハネがキリストを崇めており、後ろにはひざまずく二人の天使、牛とロバが描かれている。背景には、ペルジーノ作品に典型的な細い木々のある明るい丘の風景が描かれており、前景の場面は遠近法で描かれたポルチコの内部で展開されている。ポルチコの内部に場面を描く手法は、十五世紀後半のペルジーノ作品によく見られるものである。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家ペルジーノ
  • 作品名アルバーニ・トルロニアの多翼祭壇画
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1491年 - 1491年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵トルロニア・コレクション (イタリア)
  • 種類テンペラ画
  • 高さ174cm
  • 横幅88cm
  • 更新日
  • 投稿日
  • 編集者
  • アルバーニ・トルロニアの多翼祭壇画の感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。