作品概要

デチェンヴィリの祭壇画》は、画家のペルジーノによって制作された作品。制作年は1495年から1496年で、ヴァチカン美術館、ピナコテーカに所蔵されている。

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『デチェンヴィリの祭壇画』 は、1495年から1496年にかけてイタリアのルネッサンス期の画家・ピエトロ・ペルジーノによって制作された絵画である。ローマにあるヴァチカン美術館のピナコテーカに所蔵されている。

この作品は、プリオリ宮殿の礼拝堂のために、ペルージャのデチェンヴィリ家より依頼されたものである。元々は、国立ウンブリア美術館所蔵の『ピエタ』(87 x 90 cm)の上部に位置する作品であった。

聖母子は、レリーフの施された装飾的な高い玉座に座っている。背景には丘のある明るい風景が広がっている。聖母マリアは、『ファーノの祭壇画』(1497年)と全く同じ姿勢でキリストを抱いている。彼女は目を伏せており、その表情からははっきりとした感情を読み取ることができない。ペルジーノの描く女性に特徴的な優美さと曖昧さを兼ね備えており、その曖昧さゆえに聖母マリアの神性が際立っているとも言える。また、若々しい娘というよりは、成熟した落ち着きのある女性として描かれている。

その両側には四人の聖人が描かれている。聖ラウレンティウス、トゥールーズの聖ルイ、聖ヘルクラヌス、ペルージャの聖コスタンツォである。背景に描かれたポルチコ(アーチ型の屋根と柱を持つポーチ)は、1480年代および1490年代のペルジーノ作品に典型的な要素である。同じ手法を用いた他の作品に、『アルバーニ・トルロニアの祭壇画』や『ピエタ』がある。

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基本情報・編集情報

  • 画家ペルジーノ
  • 作品名デチェンヴィリの祭壇画
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1495年 - 1496年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵ヴァチカン美術館、ピナコテーカ (イタリア)
  • 種類板、油彩
  • 高さ193cm
  • 横幅165cm
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