作品概要

サン・フランチェスコ・アル・プラートの復活》は、画家のペルジーノによって制作された作品。制作年は1499年から1501年で、ヴァチカン美術館、ピナコテーカに所蔵されている。

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『サン・フランチェスコ・アル・プラートの復活』は、ルネッサンス期のイタリアの画家、ピエトロ・ペルジーノによる油彩画である。 ローマにあるヴァチカン美術館のピナコテーカに所蔵されている。

本作の作品名は、ペルージャのサン・フランチェスコ・アル・プラート教会が由来である。1499年に依頼され、おそらく1501年頃に完成した。その後ナポレオン侵略による絵画の強奪により、パリに持ち込まれた。1815年にイタリアに戻り、以後ヴァチカン美術館に展示されている。美術史家のジョヴァンニ・バッティスタ・カヴァルカゼレによれば、当時ペルジーノの助手であったラファエロが本作において重要な役割を担ったと言うが、現在ではこの意見はほとんどの美術史家によって否定されている。

作品の上部では、天使に囲まれたキリストがアーモンド形の光背の中に描かれている。下部では風景を背景にして、開いた石棺と眠る三人の兵士、キリスト復活の奇跡に目を覚ました兵士が描かれている。この上下二階層の構造はペルジーノ作品によく見られるものであり、ペルージャのコレッジョ・デル・カンビオにある『キリストの変容』がその一例である。

復活の象徴である旗を掲げているキリストの姿は、衣服の深いひだなどの表現に見えるような、ペルジーノの円熟期の作品に典型的な調和と柔らかさを備えている。両側にいる天使は左右対称で、『栄光の聖母子と四聖人』と同じ下絵が使われている。石棺の蓋は幾何遠近法によって正確に描かれている。兵士も、ヘルメットの紋章などの細部へ注意を払った描写によって描き出されている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ペルジーノ
  • 作品名サン・フランチェスコ・アル・プラートの復活
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1499年 - 1501年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵ヴァチカン美術館、ピナコテーカ (イタリア)
  • 種類板、油彩
  • 高さ233cm
  • 横幅165cm
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