作品概要

ファーノの祭壇画》は、画家のペルジーノによって制作された作品。制作年は1497年から1497年で、サンタ・マリア・ヌオーヴァ教会に所蔵されている。

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『ファーノの祭壇画』は1497年にイタリアのルネッサンス期の画家ピエトロ・ペルジーノにより描かれた絵画で、イタリア中央部のファーノにあるサンタ・マリア・ヌオーヴァ教会に所蔵されている。ルネット(半円形の絵画)やプレデッラ(裾絵)も含まれる。ペルジーノは1488年から1490年の間に同教会のために、既に『受胎告知』を描いていた。若きラファエロがプレデッラの部分で協力したのではないかと唱える学者もいる。

聖母マリアは、丘のある明るい風景を背景にし、玉座の上に描かれている。彼女の前には土台の上に置かれた花瓶があり、そこにはペルジーノのサインと絵が出荷された日付が記されている。聖母マリアは、『デチェンヴィリ祭壇画』と同じ姿勢でイエスを抱いている。

聖母マリアの周囲を取り囲んでいるのは聖人である。左から、ラクダの皮を羽織り十字架の杖を持つバプテスマのヨハネ、司教姿の聖ルイス、読書をするアッシジのフランチェスコ、天国の鍵を持つペテロ、長いあごひげのパウロ、マグダラのマリアである。背景のポルチコはペルジーノに典型的な要素である。また本作にはペルジーノの後期作品の特徴として、上品で若々しい聖母マリアではなく、より成熟した女性として描写した点が見える。

ルネットにはアリマタヤのヨセフと聖ニコデモに墓から起こされるイエスの姿が、聖母マリアと使徒ヨハネを両側にして描かれている。プレデッラには、イエスの降誕、寺院で学者に演説するイエス、聖母の結婚、受胎告知、聖母被昇天の場面が描かれている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ペルジーノ
  • 作品名ファーノの祭壇画
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1497年 - 1497年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵サンタ・マリア・ヌオーヴァ教会 (イタリア)
  • 種類板、油彩
  • 高さ262cm
  • 横幅215cm
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