作品概要

聖母子とバプテスマのヨハネ、聖セバスティアヌス》は、画家のペルジーノによって制作された作品。制作年は1493年から1493年で、ウフィツィ美術館に所蔵されている。

詳細な画像を見る

『聖母子とバプテスマのヨハネ、聖セバスティアヌス』はイタリアのルネッサンス期の画家、ピエトロ・ペルジーノによる絵画で、1493年頃に制作された。フィレンツェのウフィツィ美術館に所蔵されている。

この作品は、ジュリアーノ・ダ・サンガッロによって修復されたフィエーゾレのサン・ドメニコ修道院礼拝堂の装飾のために、ヴェネチア商人ジョバンニ・マルティーニの未亡人、コルネリア・サルヴィアーティとその息子ロベルトによって依頼された。ペルジーノは1493年にフィレンツェの建築家ルーカ・ファンチェッリの娘・キアーラと結婚したが、この絵に描かれている聖母の顔はキアーラの肖像である。本作は1786年にトスカーナの大公ペーター・レオポルトによって1000スクーディで購入され、後にウフィツィ美術館に所蔵されることになった。元の礼拝堂は、ロレンツォ・ディ・クレディの作品によって改めて装飾された。現在の礼拝堂にあるものは、ガリバルド・チェッカレッリによる模写であり、1995年に修復された。

今作の背景では二つの柱間が描かれている。これはペルジーノが1480年代から1490年代にかけて多用した、『ピエタ』や『ファーノの祭壇画』にも見られるポルチコ様式の一つである。細い木々による静かな背景もペルジーノ作品にはよく見られるものである。

聖母マリアは、グロテスク模様の施された玉座の上に座っている。彼女の膝に抱かれたキリストは、左側にいるバプテスマのヨハネを見ている。右側にいるのは矢に射られて殉教した聖セバスティアヌスで、天に向けられた瞑想的なまなざしは聖セバスティアヌスを描く際の一般的な表現である。聖母マリアをもはや上品な娘ではなく、厳粛さを持つ成熟した女性として描いたものとしては、ペルジーノ作品の最初の一つであるといえる。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家ペルジーノ
  • 作品名聖母子とバプテスマのヨハネ、聖セバスティアヌス
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1493年 - 1493年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵ウフィツィ美術館 (イタリア)
  • 種類板、油彩
  • 高さ178cm
  • 横幅164cm
  • 更新日
  • 投稿日
  • 編集者
  • 聖母子とバプテスマのヨハネ、聖セバスティアヌスの感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。