作品概要

使徒の改宗》は、画家のドメニコ・ギルランダイオによって制作された作品。制作年は1481年から1482年で、システィーナ礼拝堂に所蔵されている。

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『使徒の改宗』は、ルネサンスのイタリア人画家、ドメニコ・ギルランダイオによって描かれたフラスコ画である。『使徒の改宗』は、1481年から1482年かけて制作され、ローマのシスティーナ礼拝堂に所蔵されている。

1481年に、フィレンツェの画家たちの集団が、壁画制作のためにローマを発った。彼らは、フィレンツェを実質的に統治していたロレンツォ・デ・メディチと、シクストゥス4世 (ローマ教皇)の関係修復の一端を担っていたと言われている。(当時、ロレンツォとシクストゥス4世は酷く対立しており、フィレンツェの画家たちが、システィーナ礼拝堂の壁画制作に携わった背景には、ロレンツォとシクストゥス4世の関係修復の意味合いがあったと言われている)

早くも1481年の春に、そのフィレンツェの画家たちは、ピエトロ・ペルジーノに加わる形で、システィーナ礼拝堂で制作を始めた。

装飾のテーマは、『モーセの生涯の物語(旧約聖書)』と『キリストの生涯の物語(新約聖書)』の類似点であり、それは旧約聖書と新約聖書との連なりを示していた。

システィーナ礼拝堂の壁画の中でも、『使徒の改宗』と『キリストの復活』の二つのフレスコ画は、確かにドメニコによって描かれたもので、16世紀後期に広範囲に渡る損傷のため修復された。

『モーセの生涯の物語』の壁画である、『紅海横断』は、ドメニコもしくはコジモ・ロッセッリ、ビアッジョ・ダントーニオ、三人の内の誰かが描いた作品である。

『使徒の改宗』は、ガリラヤ湖(ヨルダン大峡谷帯という谷の中にある)で、漁夫であったペトロと弟アンドレを、湖岸の上に立っているキリストが弟子にした瞬間である。(ペトロは元々シモンという名であった。)

場面の中央部分には、同じくガリレア湖で、聖ヤコブと聖ヨハネの兄弟が、父ゼベダイのボートで網の手入れをしているところ、キリストに声を掛けられたシーンも描かれている。


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基本情報・編集情報

  • 画家ドメニコ・ギルランダイオ
  • 作品名使徒の改宗
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1481年 - 1482年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵システィーナ礼拝堂 (イタリア)
  • 種類フレスコ
  • 高さ349cm
  • 横幅570cm
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