作品概要
《阿弥陀三尊坐像》は、画家の作者不明によって制作された作品。制作年は?。

この阿弥陀三尊坐像が納められている浄光明寺は、鎌倉幕府第6代執権北条長時が創建した浄土宗諸行本願義派の思想に基づく浄土・真言・華厳・律などの諸宗兼学の寺です。
阿弥陀如来坐像の像内に正安元年(1299)の年紀と、平久時の名前を記した文書が納められていました。久時は長時の孫です。
中尊が説法印を結び、両脇侍が坐った形の像は鎌倉時代にはきわめてめずらしいものです。
ちなみに阿弥陀如来坐像の総高(台座の下から光背の頂部まで)は3m83cmです。
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