作品概要

ファーノの受胎告知》は、画家のペルジーノによって制作された作品。制作年は1488年から1490年で、サンタ・マリア・ヌオーヴァ教会に所蔵されている。

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『ファーノの受胎告知』は、イタリアのルネッサンス期の画家、ピエトロ・ペルジーノによって1488年から1490年にかけて制作された油彩画である。中央イタリアにあるファーノのサンタ・マリア・ヌオーヴァ教会に所蔵されている。この作品は成功し、ペルジーノは数年後、同教会の祭壇画(ファーノの祭壇画)制作を依頼されることになる。

この作品は、1480年代のペルジーノの作品に共通して見られるように、四つの柱間を持つポルチコの内部に場面が描かれている。これは『ピエタ』や『アルバーニ・トルロニアの祭壇画』などにもみられる様式である。背景の丘には、特徴的な細い木々が描かれている。前景には受胎告知の場面が描かれている。光は左側から照らされている。

受胎告知は新約聖書に書かれているエピソードの一つであり、処女マリアの前に大天使ガブリエルが降り立ち、マリアが聖霊によってキリストを懐妊したこと、およびマリアがそれを受け入れることを告げる出来事である。純潔の象徴である白百合を手に持つ大天使ガブリエルが、聖母マリアにイエスの懐妊を告げている。ガブリエル登場の直前まで書見台で読書をしていた聖母マリアは、驚いた表情でガブリエルを見ている。彼らの後ろ、上部中央には、熾天使や智天使に囲まれた神が描かれており、聖霊の象徴である鳩をマリアへ向けて送り出している。この描写は、聖母マリアが「聖霊によって身ごもる」ということを表している。

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基本情報・編集情報

  • 画家ペルジーノ
  • 作品名ファーノの受胎告知
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1488年 - 1490年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵サンタ・マリア・ヌオーヴァ教会 (イタリア)
  • 種類板、油彩
  • 高さ212cm
  • 横幅172cm
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