作品概要

エジプトを旅するモーセ》は、画家のペルジーノによって制作された作品。制作年は1482年から1482年で、システィーナ礼拝堂に所蔵されている。

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『エジプトを旅するモーセ』は、イタリアルネサンス期の画家・ピエトロ・ペルジーノによって1482年頃に描かれたフレスコ画である。この作品は、1480年にペルジーノがローマの旧サンピエトロ大聖堂の礼拝堂の装飾を行っていたときに依頼されたものである。教皇シクストゥス四世はペルジーノの仕事を気に入り、ヴァチカン宮殿に新しく建てたシスティーナ礼拝堂の壁画装飾を彼に任せることを決めた。

壁画の大きさもあり、ペルジーノは後にフィレンツェ出身の画家、ボッティチェリやギルランダイオなどのグループに加わって仕事をした。壁画制作の助手にはピントゥリッキオが含まれており、本作品内の何人かはピントゥリッキオにより描かれたものとされていたが、二十世紀に入ってからは美術史家によってさまざまに論じられている。

モーセのエジプトへの旅を描いた本作は、祭壇の左側(南壁)の一番初めの位置にある。ちょうど反対側には、同時並行して制作された『キリストの洗礼』がある。他のフレスコ画同様に黄色と緑の衣服に身を包んだモーセが、ミディアンの地を離れエジプトへ旅する姿を描いている。中央には天使がおり、モーセの息子であるエリエゼルに、神とユダヤ人との契約のあかしとして割礼を施すよう命じている。画面右側には、モーセの妻ジポラの前で割礼の儀式が行われる場面が描かれている。後景右手で描かれているのは、出発前のモーセとジポラがモーセの義父エテロに挨拶をする場面である。

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基本情報・編集情報

  • 画家ペルジーノ
  • 作品名エジプトを旅するモーセ
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1482年 - 1482年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵システィーナ礼拝堂 (イタリア)
  • 種類フレスコ画
  • 高さ350cm
  • 横幅572cm
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