作品概要

聖母の結婚》は、画家のペルジーノによって制作された作品。制作年は1500年から1504年で、カン美術館に所蔵されている。

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『聖母の結婚』はイタリアのルネッサンス期の画家・ペルジーノの作品であるが、彼の弟子であるロ・スパーニャの作品ではないかとも言われている。ヨセフとマリアの結婚を描いたこの作品は、現在フランスのカン美術館に所蔵されている。

本作は当初、ペルージャ大聖堂のためにピントゥリッキオに依頼されたが、おそらく中断期間を経てペルジーノが作業を引き継ぎ、1500年から1504年頃に完成された。スペッロのサン・ジローラモ教会にもとてもよく似た構図の作品がある。作者は不明だが、ペルジーノの師であった可能性のあるフィオレンツォ・ディ・ロレンツォが1492年(ペルジーノやラファエロが同主題で作品を描く約十年前)に描いたものではないかと言われている。ペルジーノや後のラファエロの有名な作品に見えるような遠近法が用いられていないので重い構図だが、前景の人物たちはそれらの作品と非常によく似ている。

本作は1797年にナポレオンによって略奪され、ノルマンディー州のカンへと持ち去られた。ペルージャ市やアントニオ・カノーヴァ(イタリアの彫刻家、1757-1822)は本作を取り戻そうと試みたが、実現しなかった。

後景中央に八角形の聖堂、前景に並ぶ人物という構成により空間的な広がりを持つ本作は、システィーナ礼拝堂の『聖ペテロへの天国の鍵の授与』と強い関連がある。この絵は聖遺物としてペルージャ大聖堂に保管されていた聖母マリアの結婚指輪を目立つように描いている。

ペルジーノの弟子ラファエロは、同主題の絵を1504年に描いている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ペルジーノ
  • 作品名聖母の結婚
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1500年 - 1504年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵カン美術館 (フランス)
  • 種類油彩画
  • 高さ234cm
  • 横幅185cm
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