作品概要

聖ベルナルドゥスの幻視》は、画家のペルジーノによって制作された作品。制作年は1490年から1494年で、アルテ・ピナコテークに所蔵されている。

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『聖ベルナルドゥスの幻視』はイタリアのルネッサンス期の画家・ピエトロ・ペルジーノによって1490年から1494年頃に描かれた作品。サンタ・マリア・マッダレーナ・デ・パッツィ教会の祭壇画として制作された。1829~1830年、バイエルン王ルートヴィヒ一世がフィレンツェのカッポーニから購入し、最終的にミュンヘンのアルテ・ピナコテークの所蔵となった。この作品は、「十五世紀後半の西洋画における主要点の一つ」であると言われている。

この作品は、祈祷台で聖母の賛美の書を執筆していた聖ベルナルドゥスの前に、日の光を浴びて完全な肉体を持った聖母マリアの幻影が現われる場面を描いている。聖ベルナルドゥスは、聖母マリア信仰の発展に寄与したフランスの修道士である。二人の周囲には四人の聖人が描かれている。

アーチ型の柱と屋根を冠したポーチの下に人物を配して描くという、1480年代および1490年代にペルジーノがよく用いた手法が用いられている。一見すると完璧な対称の構図であるが、どこにも静的、人工的な要素は見えない。聖母マリアと聖ベルナルドゥスの祈祷台の位置は、ややバランスに欠けているように見えるが、この作品の穏やかな調和を乱すまでには至っていない。描かれたさまざまな人物の表情は個々に目立つことなく、この絵全体を覆う静かな美しさに貢献している。さらに、絵の色合いも派手すぎない明るさと輝きに満ち、この奇跡の聖性をあざやかに描き出している。

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基本情報・編集情報

  • 画家ペルジーノ
  • 作品名聖ベルナルドゥスの幻視
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1490年 - 1494年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵アルテ・ピナコテーク (ドイツ)
  • 種類油彩画
  • 高さ173cm
  • 横幅170cm
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