作品概要

ゲッセマネの祈り》は、画家のペルジーノによって制作された作品。制作年は1483年から1493年で、ウフィツィ美術館に所蔵されている。

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『ゲッセマネの祈り』はイタリアのルネッサンス期の画家・ピエトロ・ペルジーノによって1483年から1493年頃に描かれた作品で、現在フィレンツェのウフィツィ美術館に収蔵されている。この作品は、サン・ジュスト教会のために、『ピエタ』、『キリストの磔刑』と共に描かれた。

本作が元々あった場所は、1529年にコニャック同盟戦争においてフィレンツェが包囲された際に破壊されたが、その後ルネサンス芸術の伝記作家でもあった画家ジョルジョ・ヴァザーリ(1511-1574)が、サン・ジョヴァンニ・バッティスタ教会の祭壇で本作を見ている。20世紀にウフィツィ美術館に移された。

本作の制作年は、ペルジーノがローマから帰還した1482年、もしくはそれよりいくらか後の時期などさまざまに議論されているが、少なくとも15世紀末よりは前だと考えられている。なお、本作は1998年に修復されている。

イエスは、絵の中央で澄み渡った空を背景に描かれている。ゲッセマネの園でひざまずき、天使から聖杯を受け取る場面である。イエスと下で眠る三人の使徒(左からヨハネ、ペテロ、ヤコブ)は、三角形の構図になっている。この三角形は、背景に描かれた丘の稜線と対称になっている。イエスの背後には、当時のイタリア絵画の代表的な要素である湖の景観があり、要塞都市と古代の橋が見える。

また両脇には、イスカリオテのユダ率いる兵士達が、イエスを逮捕するために近づいて来る様子が描かれている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ペルジーノ
  • 作品名ゲッセマネの祈り
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1483年 - 1493年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵ウフィツィ美術館 (イタリア)
  • 種類油彩画
  • 高さ166cm
  • 横幅171cm
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