作品概要

十二夜》は、画家のヤン・ステーンによって制作された作品。制作年は1662年から1662年で、マウリッツハイス美術館に所蔵されている。

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《十二夜》は、オランダの画家ヤン・ステーンによる油彩画である。

題材

この絵では、公現祭である十二夜(一月六日)のお祝いを題材として取り上げられている。

この日に、東方の三博士は生まれたばかりのイエス・キリストを贈り物するためにベツレヘムを訪ねたと言われている。当時のオランダで公現祭はカトリック教に則り、家族が集う祭事としてお祝いされていた。この日に集まった家族は、くじや豆が入ったケーキを用意し、引き当てた人は「王様」として振舞う。

王様はバケツを頭にかぶった子どもたちと一緒に家を出て、その後ろにはグロテスクな衣装を着た道化師などを引き連れている。一行は三博士の歌を歌いながら街を歩き回り、家に戻ってきてからお祝いを続ける、という風習がある。

描かれた人物

この絵でステーンは、右側の椅子に座ってワインを飲んでいる男性を王様にしている。左右には道化師の格好をした男性と、食いしん坊の格好をした女性が立っている。女性の前にはスカートを捲り上げた子どもがおり、東方の三博士に見立てたロウソクを飛び越えようとしている。

床のお皿に乗っているワッフルは公現祭でよく食べられていたもので、落ちている卵の殻は恐らくその材料である。左側の階段と2階の小屋にいる人々は大道芸者であり、公現祭の日には紙で作った星(聖書に出てくる三博士をベツレヘムに導いた星の象徴)を持って街で歌い回っている。

ステーン自身は、テーブル後方で三本のパイプを掲げ、陽気に笑っている人としてこのお祝い事に参加をしている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ヤン・ステーン
  • 作品名十二夜
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1662年 - 1662年
  • 製作国不明
  • 所蔵マウリッツハイス美術館 (オランダ)
  • 種類油絵
  • 高さ40.4cm
  • 横幅54.5cm
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