作品概要

ファミリーコンサート》は、画家のヤン・ステーンによって制作された作品。制作年は1666年から1666年で、シカゴ美術館に所蔵されている。

詳細な画像を見る

オランダの画家であるヤン・ステーンの作品《ファミリーコンサート》は、音楽を楽しみリラックスする家族の一場面を描いている。

図像

画面左側の男女は楽しそうに音楽を引いており、二人の仲睦まじい様子を伝えている。男性が引いているリュート(中世ヨーロッパの撥弦楽器)が一般的に「調和、同盟」を象徴していることからも、二人の間には協調性があると見て取れる。

しかし、この楽しい一時に見える絵で、ステーンはこの調和的な家庭生活をかき乱すものをも仄めかしている。例えば、前方の男の子がチェロを引くための弓ではなく粘土でできたパイプを持っており、オランダ絵画ではしばしば卑猥な象徴として使われていた。また、テーブルのしたでは犬と猫が食べ物を巡って喧嘩をしており、ここからも不仲が見て取れる。

描写

《ファミリーコンサート》はオランダの日常風景を描いた風刺画である。

1648年にスペインから独立して以来、政府は中流階級の発展をサポートしていた。当時の中流階級では家主を取り巻く環境や所有物、娯楽の様子を描いた絵画が高まっており。ユトレヒやデン・バーグ、ライデンなどオランダの主要都市で活躍していたステーンはこの絵で家の様々な装飾物を良く捉え、細かく描写している。

上質な洋服、中東のテーブルクロス、壁にかかっている金の縁に入っている大きな絵画、種類豊富な楽器など、当時の人々が富を求めている様子を鮮明に描写しているだけでなく、裕福さを見せびらかしていることを批判もしているかもしれない。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家ヤン・ステーン
  • 作品名ファミリーコンサート
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1666年 - 1666年
  • 製作国不明
  • 所蔵シカゴ美術館 (アメリカ)
  • 種類油絵
  • 高さ86.6cm
  • 横幅101cm
  • 更新日
  • 投稿日
  • 編集者
  • ファミリーコンサートの感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。