作品概要

王子の日》は、画家のヤン・ステーンによって制作された作品。制作年は1660年から1678年で、アムステルダム国立美術館に所蔵されている。

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《王子の日》は、オランダの画家ヤン・ステーンによる油彩画である。

画面構成

ヤン・ステーンは、たくさんの人が登場する油絵を得意とし、家族でのお祭り騒ぎや賑やかな居酒屋などを多く描いている。この「王子の日」は、初期の頃の絵の一つである。

この絵では、オランダの未来の救世主・ウィレム三世の誕生(1650年11月14日)を居酒屋で祝っている民衆を描いている。その登場人物の多さから、一つの絵と言うよりは三つの絵を無順序に並べているようにも見える。右側のテーブルの手前では、髪の毛が薄い男の人が騎士の真似をして木の剣を持って跪き、テーブルの反対側の女性はとても面白そうにに笑っている。真ん中の男女はお酒でお祝いをし、男の方はグラスを掲げて嬉しそうにしている。左側の前のテーブルでは人々はトランプで遊び、後ろのテーブルではワインを楽しんでいる。

床に置いてある水側や汚れたお皿、落ちている紙やオレンジは、この部屋の無秩序感を協調してる。後ろの壁の上部には王子の肖像画が掛けられており、民衆を見下ろしているかのようである。このように人々が各々に楽しんでいる賑やかな場面を描写にしているにも関わらず、ステーンの色使いの上手さからきちんと協調性を感じられる仕上がりになっている。

影響元

また、この絵は、16世紀のオランダ画家ピーテル・ブリューゲルの影響を受けていると言われている。ブリューゲルも、「大風景画」と呼ばれる登場人物が多い作品をいくつか残している。ただし、ブリューゲルの絵の方が線がはっきりしており、より平面的である。

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基本情報・編集情報

  • 画家ヤン・ステーン
  • 作品名王子の日
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1660年 - 1678年
  • 製作国不明
  • 所蔵アムステルダム国立美術館 (オランダ)
  • 種類油絵
  • 高さ46cm
  • 横幅62.5cm
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