作品概要

8のなかに7があった》は、画家のジャクソン・ポロックによって制作された作品。制作年は1945年から1945年で、ニューヨーク近代美術館に所蔵されている。

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ジャクソン・ポロックの作品《8のなかに7があった》は1945年に制作された。

ドゥーリング

ポロックは、1943年秋から制作を始めたが、短期間で中断した。その数ヵ月後、改めて作品制作に取り組み、作品は完成した。作品では、抽象化された人物像が描かれている。黒色の線で覆い隠されて中心点・焦点が分散される為、人物は手や体の一部が認識できるのみである。

ポロックは作品の主題を描き、その上から複雑に込み入った黒色の線を重ねた。アラベスク状の線はキャンバス全体に広がり、形象は覆い隠されている。黒色の顔料をチューブから直接絞り出してドゥードリング(いたずら書き)を行い、一部では「ポーリング」が施されている。

ポロックの妻リー・クラズナーは、美術評論家に対して、作品は形象が大まかに認識できる構成にて描かれていると説明している。

オール・オーヴァー

また、作品は《壁画》(1943年)、《ゴシック》(1944年)の流れを汲み、オール・オーヴァーな構成である。「オール・オーヴァー」を用いた作品は平面的であり、遠近法による奥行きはない。翌1946年には、本格的にオール・オーヴァーな構成を展開し、画面の均一性は高まっている。

現在、「8のなかに7があった」はニューヨーク近代美術館(アメリカ・ニューヨーク州)にて展示されている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジャクソン・ポロック
  • 作品名8のなかに7があった
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1945年 - 1945年
  • 製作国不明
  • 所蔵ニューヨーク近代美術館 (アメリカ)
  • 種類油彩
  • 高さ109.2cm
  • 横幅259.1cm
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