作品概要

パシファエ》は、画家のジャクソン・ポロックによって制作された作品。制作年は1943年から1943年で、メトロポリタン美術館に所蔵されている。

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《パシファエ》は、ジャクソン・ポロックにより1943年に制作された絵画である。ニューヨーク州のメトロポリタン美術館にて展示されている。

作風

この時期のポロックの作品は抽象表現主義(ニューヨーク派)やシュルレアリスム(超現実主義)の作風であり、作品の対象は変形して表現されている。ニューヨーク派は、1940年代から50年代に掛けてニューヨーク周辺にて活躍した抽象表現主義の芸術家グループであった。初期の作品では、ジョアン・ミロ、パブロ・ピカソの影響を受けている。

描かれた主題

パシファエ(パシパエ)は、ギリシア神話に登場する太母神である。太陽神ヘリオスの娘でクレタ王ミノスの妃となり、ミノタウロス(牛頭の半人半獣)やアリアドネらを産んだ。1943年にペギー・グッゲンハイムのギャラリーにて開催された初めての個展以降、1940年代中期において、ポロックはパシファエを重要な神話学的主題として取り上げた。

また、ピカソなどシュルレアリスム画家はミノタウロスを高く評価し、ミノタウロスを題材とした作品が多く描かれている。

描写など

キャンバス左右には立っている人物、中央には横たわっている人物が、シュルレアリスムにより変形して表現されている。当初の作品名は「Moby Dick」であったが、グッゲンハイムのギャラリーでの展示に伴い、1944年に「パシファエ」へ変更された。ニューヨーク近代美術館の館長ジェームズ・ジョンスン・スウィーニー(James Johnson Sweeney)が、作品をギリシア神話のパシファエと関連付けたといわれる。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジャクソン・ポロック
  • 作品名パシファエ
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1943年 - 1943年
  • 製作国アメリカ
  • 所蔵メトロポリタン美術館 (アメリカ)
  • 種類油彩
  • 高さ142.6cm
  • 横幅243.8cm
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