作品概要

》は、画家のウィレム・デ・クーニングによって制作された作品。制作年は1970年から1970年で、国立国際美術館に所蔵されている。

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《水》は1970年にウィレム・デ・クーニングによって製作された作品である。現在は日本の国立国際美術館に収蔵されている。

故郷は水の都

画面は淡いブルーで彩られ、ナイーブな印象で描かれており、ウィレム・デ・クーニングの作品の中では珍しいつくりとなっている。

デ・クーニングはオランダのロッテルダムで生まれ、ニューヨークで活躍した画家である。その活動の多くは女性像をテーマやモチーフとして大胆なタッチによって描いたもので構成されている。そうした意味でも、本作品の存在は稀有なものとなっているが、デ・クーニングの生まれ故郷であるオランダは水の都であり、彼の出生と本作品は深いつながりがあると言える。

3期の画歴

デ・クーニングの画歴は、おおよそ3期に分けることができる。

40年代前半は、古典的ともいうことができるるような作風だが、45年からの一連の女性像は、パズルのように人体が分解され、その形態を残しつつも、抽象に近い。1948年からの女性像シリーズでは、その暴力性がより高まっており、かつグロテスクである。

1950年以降は、新たな女性像のシリーズを描く。よりグラマラスかつ即興性のある表現となったという意味では、デ・クーニングのキャリアにおいて、画期とされる時期である。56年-57年には、人物像から風景画へと向かうが、その抽象的な様は引き継がれている。再び女性像を描くのもこの年代である。

1960年代は、より柔らかい具象的女性像を抽象的かつ滑らかで自由なタッチ、華やかな色合いで女性像のエロチシズムを表現している。
女性像が単体ではなく風景の中に存在するようになり、次第に人体が背景と溶け合い混ざり合ったような表現となる。本作品はその延長上かつ集大成と言える。

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基本情報・編集情報

  • 画家ウィレム・デ・クーニング
  • 作品名
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1970年 - 1970年
  • 製作国アメリカ
  • 所蔵国立国際美術館 (日本)
  • 種類油彩、紙、カンバス
  • 高さ107cm
  • 横幅80cm
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