作品概要

二人の人物》は、画家のウィレム・デ・クーニングによって描かれた作品。制作年は1967年で、豊田市美術館に所蔵されている。

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《二人の人物》は1967年にウィレム・デ・クーニングによって製作された。

デ・クーニングは、アメリカ抽象表現主義の代表的な画家であり、抽象と具象の間を絶えず行き来しながら継続的に探究を行い、新しいスタイルを次々に生み出した。その中でも、「女性を中心とした人物像」は、彼が表現の可能性を切り開きながら執拗に追求したテーマである。

再構築される人物像

デ・クーニングは、暴力的なまでにパズルをいったんばらばらにするようにして人物を解体し、それを再度作り直すかのように荒々しくも逞しい姿で画面の上に再構成している。

この作品に描かれた二人の人物は、荒々しいタッチの中で入り混じるように絡むことで、もはや個々を認識することはできなくなっている。デ・クーニングは女性像を描くことが多く、「女」とタイトルにつく作品は非常に多くみられる。そんな中で、本作品は「人物」となっており、個々の認識も難しい中でより想像力を掻き立てる仕上がりになっている。

刹那のイメージ

デ・クーニングの描く作品は、そのほとんどがテーマやモチーフから何かを描写する、という内容から開放された筆の動きがキャンバス中に広がっているものになっている。それは人物像、女性像というよりも、作家の中にあるイメージそのもと言うことができる。

デ・クーニングにとって、何かのメッセージを描き出す、ということではなく、一瞬の出来事を作家が捉えたという事象そのものなのである。

基本情報・編集情報

  • 画家ウィレム・デ・クーニング
  • 作品名二人の人物
  • 制作年不明-1967年
  • 製作国アメリカ
  • 所蔵豊田市美術館 (日本)
  • 種類油彩、カンヴァスに貼った紙
  • 高さ90.8cm
  • 横幅60.3cm
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