作品概要

水の中の女》は、画家のウィレム・デ・クーニングによって制作された作品。制作年は1965年から1965年で、リョービ・ファウンデーションに所蔵されている。

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《水の中の女》はウィレム・デ・クーニングが1960年代にいくつか残した「風景と女性」をモチーフにした作品の一つである。

同様のモチーフを用いたものとしては「風景の中の女」などがある。

大胆な筆致による女性

ウィレム・デ・クーニングは数々の「女」をテーマにした作品を世に生み出したが、1950年代と1960年代では作風に変化が見られ、大胆な筆致によって女性が描かれていることは共通しているものの、1960年台には女性を風景の中に溶け込ませるというテーマも加えられているものが出てきた。

風景、あるいは水面と女性といったモチーフからは古今の名画の系譜をたどることができ、ウィレム・デ・クーニング自身も「私の絵画は多くが他者の絵画からきている」といっている。

このようなことから、ウィレム・デ・クーニングがヴェネツィア派からフランドル絵画までのありとあらゆる絵画からインスピレーションを得たことは明らかで、インタビュー中にも『「絵画同様に完成することのない」アトリエのためにキミコ・パワーズが準備したドアの形式を自身が気に入って、しばしばそのサイズで作品を制作した』という興味深い話を残している。

話の通り、制作された作品の多くが縦長で、まっすぐに立った人物を描くのに都合が良いことから、支持体の形式が何かしらのイメージで規定したと考えることもできる。

Door to the River

今回の出品作の制作直前である1960年に、「Door to the River」といった抽象表現の傑作があることからも、『「ウィレム・デ・クーニングとドア」というテーマは一つの研究主題となりうるかもしれない』という研究者もいるくらいである。

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基本情報・編集情報

  • 画家ウィレム・デ・クーニング
  • 作品名水の中の女
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1965年 - 1965年
  • 製作国アメリカ
  • 所蔵リョービ・ファウンデーション (アメリカ)
  • 種類油彩、板に貼られた紙 
  • 高さ73.7cm
  • 横幅58.4cm
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