作品概要

リーグ》は、画家のウィレム・デ・クーニングによって制作された作品。制作年は1964年から1964年で、リョービ・ファウンデーションに所蔵されている。

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《リーグ》は、ウィレム・デ・クーニングが新聞紙を下地にして描いた油彩画だ。作品名の由来はモデルではなく、画中の右上、下地の新聞紙に残された文字である。

特徴

モデルはグラマラスな体、美しいブロンドの髪、鋭い三角形の眼といった、デ・クーニングの描く典型的な女性像として描かれており、まさに彼の代表作と言えるだろう。上下2つに分割されたような構成となっており、上半分は女性の頭からバストアップまで、下半分は胸と組まれた脚のひざ下までが描かれている。

また、何と言ってもその触覚性がこの作品の特徴と言えよう。この時期、デ・クーニングは多くの実験的なコラージュを行っており、《リーグ》では基底に新聞紙を使い、《サッグ・ハーバー》という作品ではマスキングテープを貼り付けた状態で完成品としている。幾人もの研究者が初期の作品以来、多数の作品に使われているコラージュの存在や意義について指摘している。

時代との共鳴

ヨーロッパ系の抽象絵画は精神的なもの、感情的なもの、不安といった漠然とした雰囲気、幻想など、何かしら重い雰囲気をまとっている。対して、ポロックやデ・クーニングの作品は、そうした重い雰囲気を取り払った軽やかさをまとっている。

ゆえに、第二次世界大戦の苦しみから解き放たれ、世界の中心を担わんとするアメリカの、エネルギッシュかつ肯定的で建設的な社会に受け入れられやすかったのではないかと言われている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ウィレム・デ・クーニング
  • 作品名リーグ
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1964年 - 1964年
  • 製作国アメリカ
  • 所蔵リョービ・ファウンデーション (アメリカ)
  • 種類油彩画
  • 高さ76.5cm
  • 横幅58.7cm
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