作品概要

夕暮れのサン・ジョルジョ・マッジョーレ島》は、画家のクロード・モネによって制作された作品。制作年は1908年から1912年で、カーディフ国立博物館に所蔵されている。

詳細な画像を見る

《夕暮れのサン・ジョルジョ・マッジョーレ島》は、クロード・モネにより1908年から1912年にかけて制作された印象派絵画である。ウェールズの絵画収集家であるグエンドリン・デイビスによって収集され、その後ウェールズのカーディフにあるアートギャラリー(現カーディフ国立博物館)に遺贈された。

ヴェネツィアの風景

1908年、モネは静養目的でヴェネツィアに滞在した。本作は、1908年以降に制作されたサン・ジョルジョ・マッジョーレ島の景観を描いた作品シリーズの1つである。

モネは、ヴェネツィアについて「あまりに美しすぎて描くことができない」と評している。これは、多くの未完成作品をヴェネツィアからジヴェルニーの自宅に持ち帰った理由の一つだとも言われている。

モネはこの時期、既に制作活動から身を引いていたが、自宅にてヴェネツィアの作品制作に取り組んだ。1911年に妻のアリスが亡くなったことが、ヴェネツィアの景観を描いた多くの作品の完成に繋がったとも言われている。

モネの心を捉えた夕陽

本作品は、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島の景観を描いており、日没時の小島を背景に、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会および鐘楼に焦点を合わせている。絵の右側にはサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂およびグランカナルの入り口が微かに描かれている。

モネが初めてこの景観を見たとき、彼は68歳だった。「こんなにも色鮮やかな夕陽は世界で唯一無二の存在だ」と称賛している。モネはこれ以前にも、1890年代の作品シリーズである《ルーアン大聖堂》《積みわら》に見られるノルマンディーの夕陽や、《国会議事堂》のロンドンの夕陽など、心揺さぶられた夕陽を絵に描写している。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家クロード・モネ
  • 作品名夕暮れのサン・ジョルジョ・マッジョーレ島
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1908年 - 1912年
  • 製作国イタリア、フランス
  • 所蔵カーディフ国立博物館 (イギリス)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ65.2cm
  • 横幅92.4cm
  • 更新日
  • 投稿日
  • 編集者
  • 夕暮れのサン・ジョルジョ・マッジョーレ島の感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。