作品概要

皇帝マキシミリアン1世の肖像》は、画家のアルブレヒト・デューラーによって制作された作品。制作年は1519年で、美術史美術館に所蔵されている。

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オーストリア大公マキシミリアン1世は神聖ローマ帝国皇帝フリードリヒ3世とポルトガル王ドゥアルテ1世の娘エレオノーレの長子として1459年にウィーンで生まれた。彼は1493年にハプスブルク家の家長となり、次いで1508年に神聖ローマ帝国の皇帝に選出された。彼は教養ある君主であり、芸術への関心が高かった。

この肖像画の作者であるアルブレヒト・デューラーは1512年に皇帝マキシミリアン1世がニュルンベルクを訪れた際彼に初めて出会い、3つの作品の注文を受けた。大規模な木版画による『凱旋門』、『凱旋行列』、そして自信の祈祷書の欄外の装飾であった。これらの注文を完成させた功績によりデューラーは皇帝から1515年に年間100フロリンもの年俸を与えられた。

その後1518年6月28日にデューラーはマキシミリアン1世をアウグスブルクで開催された帝国議会の会期中にスケッチした。そのスケッチにデューラーは次のように書き込んでいる。「これは皇帝マキシミリアンである。彼をわたくしアルブレヒト・デューラーは、1518年の洗礼者ヨハネの祝日の後の月曜日にアウグスブルクの塔の中の小部屋で肖像に描いた」。このどちらかというと私的な雰囲気で描かれたスケッチでデューラーは59歳の君主の特徴をとらえている。

マキシミリアン1世はその翌年、1519年1月12日に世を去った。デューラーは1518年の素描をもとに木版肖像画、テンペラによる肖像画(ニュルンベルク、ゲルマン国立博物館)、そしてこの油彩による肖像画を制作した。毛皮の表現などに入念さが見て取れるが、一方でスケッチに見られた人間性はいささか失われてしまっているように見える。

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基本情報・編集情報

  • 画家アルブレヒト・デューラー
  • 作品名皇帝マキシミリアン1世の肖像
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年不明 - 1519年
  • 製作国ドイツ
  • 所蔵美術史美術館 (オーストリア)
  • 種類板、油彩
  • 高さ74cm
  • 横幅62cm
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