作品概要

コネスタビレの聖母》は、画家のラファエロ・サンティによって制作された作品。制作年は1502年から1504年で、エルミタージュ美術館に所蔵されている。

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この作品はイタリアルネサンス盛期の画家ラファエロによる、サイズの小さい(そしておそらくは未完成の)絵画である。画家による初期の作品であるが、彼がフィレンツェに移る前にウンブリアで描いた最後の作品であると言われている。

その名前はペルージャのコネスタビレ家に由来する。1871年にはコネスタビレ家からロシアのアレクサンドル2世に買い取られロシアに渡り、大帝はアレクサンドル1世の娘で、配偶者であったマリア・アレサンドロヴニアへ贈った。それ以来、この作品はサンクト・ぺテルスブルグのエルミタージュ美術館に展示されている。

絵柄は聖母が幼子を抱きながら本を読んでいるものであるが、ラファエロがそのスタイルを完成させる前であったにもかかわらず、素晴らしい構図、美しいリズム感をもつライン、色彩の調和と気高さを既に示している。1881年には絵が板からキャンバスへ移された。その際、オリジナルの案では、聖母は本の代わりにザクロをじっと見つめていたということが発見された。因みにザクロはキリストの受難を象徴している。

ラファエロは聖母を50枚ほど描いているが、この小さな作品は彼が初めて円形で描いた聖母である。当時この作品が売却により国外に持ち出されることを知ったペルージアの市民たちが困惑し、反対の声が上がった。それを受けコネスタビレ家は、彼らがいかに金銭的に困窮しているかを市民たちに説明する冊子を作成し出版するほどだったといわれる。

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基本情報・編集情報

  • 画家ラファエロ・サンティ
  • 作品名コネスタビレの聖母
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1502年 - 1504年
  • 製作国不明
  • 所蔵エルミタージュ美術館 (ロシア)
  • 種類テンペラ画(板よりキャンバスヘ移される)
  • 高さ17.5cm
  • 横幅18cm
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