作品概要

アンシデイの聖母》は、画家のラファエロ・サンティによって制作された作品。制作年は1505年から1507年で、ナショナル・ギャラリーに所蔵されている。

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この作品は、ルネサンス盛期の画家ラファエロ・サンティがフィレンツェ時代に描いた作品である。神聖なる聖母マリアが木製の玉座に座り、膝に幼子イエスを抱いている。聖母の右側には洗礼者ヨハネが立っており、左側には聖ニコラウスが読書をしている。

この絵が注文された当初、他にもいくつか作品があり、それらが組みあわされて多翼祭壇画となっていた。今現在では唯一、洗礼者聖ヨハネが説教をしている絵が残るのみで、不可解にも他の作品は失われている。これら現存する作品「アンシデイの聖母」と多翼祭壇画の「洗礼者聖ヨハネの説教」は、ロンドンにあるナショナル・ギャラリーに所蔵されている。

フィレンツェ時代に描かれたこの作品はウンブリア画派の神々しさの厳しい表現力の影響を非常に受けている。玉座の上には「万歳、キリストの御母」と書かれており、ローマ時代の作品に見られる作品の聖母、幼子キリスト、幼いバプテスマのヨハネの、より自然なポーズと比べると興味深い。

ナショナル・ギャラリーのラスキンによると、いくつかの理由からこの絵は歴史上、そしてキリスト教を具体化している最も素晴らしい絵の一つと考えられている。まず、第一に出来はほとんど完璧に近く、何世紀にもわたる時間の経過のよく耐えた。絵の中の金は本物のように見えるが描かれているもので、第二に、偉大な絵画の試練である人物の高貴さ、第三に、人物の外見よりもむしろその魂や精神に注目を集めること。そして最後に、見てとれるのは被写体の顔に喜び、満たされた美であって、痛みや卑劣さなどのネガティブさではない点である。

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基本情報・編集情報

  • 画家ラファエロ・サンティ
  • 作品名アンシデイの聖母
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1505年 - 1507年
  • 製作国不明
  • 所蔵ナショナル・ギャラリー (イギリス)
  • 種類油彩板絵(ポプラ)
  • 高さ216.8cm
  • 横幅147.6cm
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