作品概要

ラ・フォルナリーナ》は、画家のラファエロ・サンティによって制作された作品。制作年は1518年から1519年で、国立古典絵画館(ローマのバルベリーニ宮)に所蔵されている。

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《若い婦人の肖像》(別名:ラ・フォルナリーナ)は、盛期ルネサンスのイタリアの巨匠ラファエロによる1518~1520年作の作品である。国立古典絵画館(ローマのバルベリーニ宮)に所蔵されている。

本作品はおそらく、1520年、ラファエロが亡くなった際には彼の工房にあったが、ラファエロの助手ジュリオ・ロマーノによって修正、売却された。16世紀には、ローマ貴族のサンタ・フィオーラ伯爵夫人邸にあり、その後、ボンコンパーニー公爵の所有品となってから、現在も所蔵している国立古典絵画館の所蔵作品となった。

この婦人については、長年調査されてきたが、ラファエロの愛人でパン屋の娘マルゲリータ・ルティだと昔から考えられている。婦人は、東洋風の帽子をかぶり、両乳房を露わにして描かれており、左乳房を隠すように、あるいは手で丸みをつけるようにポーズを取り、外からの強い光に照らされている。

そして、ウルビーノのラファエロ、というサインのある腕輪を左腕につけている。左乳房に添えている右手については、愛情を表現する古典的なポーズで乳がんの腫瘍が隠されたのではないかと言われてきた。もう1つの見解は、盛期ルネサンスの画家ラファエロの子である自分の子に最近授乳したことを思い出すために、左乳房に触れているということだ。

X線解析の結果、背景には元々、ギンバイカの茂みの代わりにレオナルド風の風景が描かれていたことが分かってきた。ちなみにギンバイカは、愛と情熱の女神ヴィーナスに捧げられるものであった。

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基本情報・編集情報

  • 画家ラファエロ・サンティ
  • 作品名ラ・フォルナリーナ
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1518年 - 1519年
  • 製作国不明
  • 所蔵国立古典絵画館(ローマのバルベリーニ宮)
  • 種類油彩板絵
  • 高さ85cm
  • 横幅60cm
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