作品概要

モンドの磔刑図》は、画家のラファエロ・サンティによって制作された作品。制作年は1502年から1503年で、ナショナル・ギャラリー(ロンドン)に所蔵されている。

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《モンドの磔刑図》(別名「ガヴァリの磔刑」。どちらも以前の所有者にちなんでいる)は、ルネサンス期のイタリアの画家ラファエロの作品である。

ペルジーノの影響を受けた初期作品は、ラファエロの故郷ウルビーノに近い、チッタ・ディ・カステッロにあるサン・ドメニコ礼拝堂の祭壇画であった。本作品からは、はりつけにされ亡くなってはいるが安らかなイエスの様子が見て取れる。イエスの血を聖杯で受け止めている2人の天使。イエスから見て左側には、ひざまずくマグダラのマリアとその後ろに佇む福音書記者ヨハネがいる。反対側には聖母マリアが立ち、祭壇に祀られていた聖ヒエロニムスがひざまずいている。十字架の下のほうには、銀色の文字で書かれた「RAPHAEL / VRBIN / AS / P」(ウルビーノのラファエロがこの絵を描いた)という銘がある。

太陽や月は他の宗教に関連するため、コンスタンティノープル公会議でこのような記号の使用は禁止されているにもかかわらず、本作品の上部には太陽と月がある。

絵の具の原料についてはロンドンのナショナル・ギャラリーで解析され、ルネサンス期を象徴する顔料が使われていると特定された。天然のウルトラマリン(群青)、鉛錫黄、ヴェルディグリ(緑青)、バーミリオン(朱)、オーカー(黄土)と他の顔料を合わせ、ラファエロはこの絵を描いたのだ。

ちなみに本作品はルードウィッヒ・モンドの遺言により、ナショナル・ギャラリーに寄贈された。

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基本情報・編集情報

  • 画家ラファエロ・サンティ
  • 作品名モンドの磔刑図
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1502年 - 1503年
  • 製作国不明
  • 所蔵ナショナル・ギャラリー(ロンドン)
  • 種類油彩板絵(ポプラ材)
  • 高さ283.3cm
  • 横幅167.3cm
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