作品概要

カール・ヨハン通りの春の日》は、画家のエドヴァルド・ムンクによって制作された作品。制作年は1890年から1890年で、ベルゲン美術館に所蔵されている。

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ムンクはフランス留学中、印象派の画家たち、具体的にはクロード・モネ、カミーユ・ピサロから影響を受けた。具体的に言うと、エミール・ベルナール、エドゥアール・ヴュイヤール、フェリックス・ヴァロットン、フィンセント・ファン・ゴッホ、アンリ・ド・トゥールーズ・ロートレックなどの作品から技法を学んだ。

「カール・ヨハン通りの春の日」は印象派の影響を受けた点描風の油絵作品として仕上がっている。カール・ヨハン通りとはノルウェーの首都オスロのメインストリートであり、エゲルトルジェット広場とこの通りが交差するところにムンクは初めて部屋を借りた。そこがこの絵の舞台となっている。

この作品では、エドゥアール・マネに代わってジョルジュ・スーラがムンクに多大な影響を及ぼしている。寒色と暖色のコントラストが際立つ点描を施した筆使いは、流れゆく大衆をきらきらと輝かせる効果を放ち、明るく輝く場面作りに一役買っている。春の日の活気と爽やかさを表現しているムンクのこの作品は、ジョルジュ・スーラによって奨励された点描画法から一線を画すものであった。

フィンセント・ファン・ゴッホやポール・ゴーギャンの点描画法によって描かれた作品群と等しく、描く過程においてこらえ性に欠けたのか、否か、中心寄りの3人組に見られるように点描画法から完全に逃げ出してしまった部分も垣間見える。

他の影響力のある点描画家の代表ピサロとは反対に、ムンクは絵の奥行きのような雰囲気を出すために、強い構成を維持することを重要なことと考えていた。灰色がかって見える点描画法は、しばしば(スーラが後半の風景画の中で使っていたが)締まりがなく軟弱な感じを出してしまいがちなので、ムンクはこれを避けた。

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基本情報・編集情報

  • 画家エドヴァルド・ムンク
  • 作品名カール・ヨハン通りの春の日
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1890年 - 1890年
  • 製作国不明
  • 所蔵ベルゲン美術館 (ノルウェー)
  • 種類油彩
  • 高さ80cm
  • 横幅100cm
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