作品概要

思春期》は、画家のエドヴァルド・ムンクによって制作された作品。制作年は1880年から1895年で、オスロ国立美術館に所蔵されている。

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「思春期」はノルウェーの表現派画家エドヴァルド・ムンクの作品である。ムンクは思春期という主題に何度も取り組んだ。この作品はムンクによって石版画、さらにエッチングによる図画としても製作された。本油彩作品は1度火事で焼けてしまい、もう1度同じ作品が製作された。焼けてしまった作品と新しい作品との間にどれ位の違いがあるかは、私達には知ることが出来ない。

本作品は、若い少女が裸のままベッドのそばに座っている。その視線は、絵画を見る者の方へまっすぐ注がれている。彼女のやや長過ぎる腕は、込み上げてくる不安をかき消したい感情を隠すかのように、膝の上で交差されている。白いシーツと明るい色調の裸体が交差され十字形を象っている。壁に投げかけられた不自然な形の影は、薄暗く流れるような形をしており、目には見えない脅迫概念であるかのように表現されている。若い少女は、今まさに己の性に直面している。

この作品は1880年後半から1890年中頃まで、ムンクが20代の中頃の頃に”思春期”シリーズの一環として描かれた。この頃にはムンクは既に著名な画家としてベルリンで名を上げていた。ベルリンはムンクが居を構え交友関係を広げながら名声を高めるのに適した街であった。彼の友人たちは、ムンクの思春期特有の憂鬱を表現する彼の芸術作品を世に出すのに一役買った。彼はこのテーマに費やす労力を惜しまず、以後10年に渡って”象徴派”へとシフトしていく過程の基盤となった。

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基本情報・編集情報

  • 画家エドヴァルド・ムンク
  • 作品名思春期
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1880年 - 1895年
  • 製作国ドイツ
  • 所蔵オスロ国立美術館 (ノルウェー)
  • 種類油彩
  • 高さ151.5cm
  • 横幅110cm
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