作品概要

夏の夜の夢(声)》は、画家のエドヴァルド・ムンクによって制作された作品。制作年は1893年から1893年で、ボストン美術館に所蔵されている。

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《夏の夜の夢(声)》は1893年に制作された。「生命のフリーズ」において、「愛」を主題とした最初の作品となる。主に1890年代に制作された作品(「叫び」「接吻」「吸血鬼」「マドンナ」「灰」など)は「生命のフリーズ」と称され、作品の主題は「愛」と「死」、愛と死がもたらす「不安」である。「生命のフリーズ」は、オースゴールストラン(ノルウェー)の曲線を描く海岸線や特徴的な風景にインスパイアされたといわれる。

作品では、青年期の性の目覚めが表現されている。ムンクは、性欲を刺激する憧れの対象として、女性を描いている。女性は白いワンピースを着て、青々とした月の光に照らされている。女性の輪郭はぼやけ、白いワンピースは月の光を反射して輝いて見える。また、作品の景観は、ボーレの森と考えられる。ノルウェーでは、真夏の夜に求婚する場所としてボーレの森が選ばれていた。幹が真っすぐに伸びた樹木は女性を取り囲むように描かれているが、女性を幽閉する鉄格子であると解釈できる。一方、後方にある一筋の光は、決して得ることができない開放・融解を意味していると考えられる。

作品は、ポスト印象派の特徴的な色彩や形態により、内面世界が表現されている。ムンクは、フィンセント・ファン・ゴッホ(オランダのポスト印象派)やポール・ゴーギャン(フランスのポスト印象派)に影響を受けている。現在、「夏の夜の夢(声)」はボストン美術館(アメリカ・マサチューセッツ州)にて展示されている。

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基本情報・編集情報

  • 画家エドヴァルド・ムンク
  • 作品名夏の夜の夢(声)
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1893年 - 1893年
  • 製作国ドイツ
  • 所蔵ボストン美術館 (アメリカ)
  • 種類油彩
  • 高さ88cm
  • 横幅108cm
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