作品概要

病室での死》は、画家のエドヴァルド・ムンクによって制作された作品。制作年は1893年から1893年で、オスロ国立美術館に所蔵されている。

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《病室での死》は1893年に制作された。

作品では、死期が近づく姉ヨハンネ・ソフィエ(Johanne Sophie)、ソフィエの差し迫る死に対する家族の感情が描かれている。ソフィエは肺結核を患い、1877年に15歳の若さで死去した。

作品の構成と背景

ムンクは、自身を含めてムンクの兄弟・姉妹、父、叔母が悲しみに打ちひしがれる様子を、仕草や表情により表現している。また、喪服のような服装、薄暗い緑色の壁紙が、悲しみを助長させる。

作品の構成は綿密に熟考され、主題と無関係な描写はない。キャンバス後方には、ベッド脇にある椅子にソフィエが背を向けて座っている。ソフィエの右隣には、叔母カレンが椅子の背に手を置き、佇んでいる。カレンは、1868年にムンクの母が肺結核で亡くなった以降、姪や甥(ソフィエ、ムンクなど)の世話や家事をする為に、ムンクの家族と同居していた。

ソフィエの前には、軍医である父クリスチャン・ムンクが手を組み、助けを求めて祈っている。キャンバス前方には、ムンクの妹ローラとインゲルが描かれている。

ローラは膝に手を置いて座っている。インゲルは前を見据えて佇んでいる。インゲルと背を向けるように立っている横顔の男性は、ムンク自身であると考えられる。キャンバス左上には、ムンクの弟アンドレアスが、壁に手をつき、俯いている。

現在

現在、「病室での死」はオスロ国立美術館(ノルウェー・オスロ)にて展示されている。

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基本情報・編集情報

  • 画家エドヴァルド・ムンク
  • 作品名病室での死
  • 制作年1893年-1893年
  • 製作国ドイツ
  • 所蔵オスロ国立美術館 (ノルウェー)
  • 種類油彩
  • 高さ152.5cm
  • 横幅169.5cm
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