作品概要

ブレダの降伏》は、画家のディエゴ・ベラスケスによって描かれた作品。制作年は1634年から1635年で、プラド美術館マドリッドに所蔵されている。

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「ブレダの降伏」はスペインの黄金期の画家ディエゴ・ベラスケスが描いた油絵である。1634年から1635年の間に描かれた。作者が西イタリアの都市ジェノバを訪れたときに、アンブロジオ・スピノラによるブレダ(オランダ)征服に影響されて作成した作品である。1625年6月5日の出来事であり、ベラスケスが残した傑作の一つだと称されている。ウェールズの歴史学者ジョン・モリスは、全てのスペイン絵画の中での最高傑作の一つだと呼んでいる。

ブレダの占領は、7年戦争の後半に起きた、数少ないスペイン軍の成功侵略であった。ベラスケスはこの作品をスペインへの愛国心の象徴として描いた。そして、スペインの将軍であるアンブロジオ・スピノラへの尊敬の意も込めていた。この戦の勝利は彼によってもたらされたのだ。

この作品は、フィリップ4世の部隊によって勝利した後世に名を残す名シーンである。そしてこれは、1625年6月5日にスペインとオランダの間での降伏文書に署名された3日後に起きた出来事であった。それゆえに、この作品の描写は戦いそのものではなく、服従するシーンに焦点をあてている。

象徴的に中心に描かれた鍵が、オランダのジャスティン・ナサウからスピノラへ手渡されている。その鍵は正確に皆に取り囲まれるように中心に置かれ、平行四辺形を強調することにより、大きなキャンパスの中心(鍵)に焦点を当てている。活気が無く、どこかセンチメンタルな質感を表現した卓越した作品である。

基本情報・編集情報

  • 画家ディエゴ・ベラスケス
  • 作品名ブレダの降伏
  • 制作年1634年-1635年
  • 製作国不明
  • 所蔵プラド美術館マドリッド
  • 種類油絵
  • 高さ307.5cm
  • 横幅370.5cm
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