作品概要

十字架に吊るされたキリスト》は、画家のディエゴ・ベラスケスによって描かれた作品。制作年は1631年から1632年で、プラド美術館に所蔵されている。

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「十字架に吊るされたキリスト」はスペインの画家ディエゴ・ベラスケスによって描かれた油絵である。この絵画の製作年数は不明だが、歴史学者達は、作者の古典的な描き方から判断してベラスケスがイタリアから戻った後の1631年から1632年の間とされている。大きさは249cm×170cmで現在はマドリッドのプラド美術館が所持している。

ベラスケスは、ローマに滞在中に様々なヌードについて勉強した。そして後の作品の「バルカンの鋳物場に現れたアポロ」や「ジョセフのチュニック」に於いて披露した。芸術評論家達は、彼のこの作品には威厳と高潔さ平静さを兼ね合わせており、特別で熟練していると評価している。

物語のシーンとは関係なく、前面に向いた等身大のヌードであった。ベラスケスは一般的に受け入れられた17世紀の聖像学に従った。彼の偉大な師匠であるフランシスコ・パシェコは古典絵画にとても支持を示していて、同じようにキリストを描いていた。後にベラスケスが同じ技法を採用した。

内容としては古典的なコントラポスト(体重の大部分を片脚にかけて立っている人)を使用している。腰巻はかなり小さく描かれており、その為限りなくヌードに近い描写だ。後光は非常に小さく顔は胸に寄りかかり、彼の特徴を十分に表している。顔面のほとんどを覆った、ストレートの髪の毛は彼の死を予兆とするかのようで、すでに右胸は負傷しているのが分かる。バロック絵画のドラマティックな描写に欠けている。

基本情報・編集情報

  • 画家ディエゴ・ベラスケス
  • 作品名十字架に吊るされたキリスト
  • 制作年1631年-1632年
  • 製作国不明
  • 所蔵プラド美術館 (スペイン)
  • 種類油絵
  • 高さ250cm
  • 横幅170cm
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