作品概要

茶と銀を纏ったフィリップ4世》は、画家のディエゴ・ベラスケスによって描かれた作品。制作年は1635年から1635年で、ナショナルギャラリーに所蔵されている。

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「茶と銀を纏ったフィリップ4世」は「フィリップの肖像画」や「銀のフィリップ」とも呼ばれている。スペインのフィリップ4世の描写は同じくスペインの画家のディエゴ・ベラスケスによるものである。現在はロンドンのナショナルギャラリーに展示されている。

作製年は1630年代とされており、作業期間に関しては多くの意見があり、正確な年数は特定されていない。ナショナルギャラリーのウェブサイトでは1631年から1632年と表記している。彼の初めてのイタリア旅行の後に作製されているのは間違いない。理由として、ベネチア派のカラフルなパレット使いを採用しているからである。

フィリップの描写に関しては、普段着ている黒のコスチュームではないことが注目される。その代わりに茶と銀の刺繍入りの衣装を着ている。(この絵画のタイトルの由来はそこから)小さいストロークで描かれ、金色のオーダー・オブ・ゴールデンフリースを身につけている。

彼の手にはサインが見える。おそらく架空の嘆願書である。滅多にサインをしないフィリップであるが故に、このサインが作者ベラスケスにとっては重要であった。

17世紀半ばから1809年までマドリッドの郊外にあるエスコリアルの図書館で展示されていた。その後ジョセフ・ボナパルテによって移動を命じられた。彼はナポレオン・ボナパルテの兄であった。最終的にハミルトン宮殿の売却によりナショナルギャラリーが6300ポンドで買い取った。当時のスペインの絵画としては、かなりの高値となった。

 

基本情報・編集情報

  • 画家ディエゴ・ベラスケス
  • 作品名茶と銀を纏ったフィリップ4世
  • 制作年1635年-1635年
  • 製作国不明
  • 所蔵ナショナルギャラリー (イギリス)
  • 種類油絵
  • 高さ199cm
  • 横幅113cm
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