作品概要

聖者ポール》は、画家のディエゴ・ベラスケスによって描かれた作品。制作年は1619年から1619年で、カタルーニャ美術館に所蔵されている。

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「聖者ポール」は1619年にスペインの画家ディエゴ・ベラスケスによって描かれた油絵である。バルセロナのカタルーニャ美術館に展示されている。

ベラスケスがバルセロナに移る前に描かれたもので、彼の経歴でいうと初期になる。この時期の彼は、カラヴァッジオにとても影響を受けていた。セビーリャ出身の彼は、自然体のままのイメージの肖像画を描くことに、卓越していた。そして折り重なるローブはまるで彫刻のようである。

背景が暗闇である一方で、ドラマチックな光が像に注がれることにより安らぎのイメージを与えている。これはテネブリズムという技法で、明暗の対照を特色とする17世紀の画派.である。この深みのある暖色はベラスケスがよく使用していた。

モデルは石の台座に座っており、手元の分厚い本をしっかり握っている様子が伺える。彼の脚も腕も隠れて見えない状態で、ひょっとすると彼の握力の限界を隠しているのかもしれない。

新約聖書によると、ポールがシリアのダマスカスに旅をした時に、光の中のキリストに出会った。そしてキリストにより盲目にされてしまった。その数日後彼は視力を取り戻し、人々にキリスト教について人々に説教を行った。若い頃のベラスケスは古典文学の「ラサリーリョ・デ・トルメスの生涯」や母国の自然の美しさに影響を受けていた。

彼はキャリアを積むにつれて、自然の中にある対象を見つけて美しい色と対象を使い続けた。彼は人々に彼のそういった特徴を見つけてほしかった。それで彼は絶えることの無い新鮮さ(自然)を使い、写実主義を表現した。

基本情報・編集情報

  • 画家ディエゴ・ベラスケス
  • 作品名聖者ポール
  • 制作年1619年-1619年
  • 製作国不明
  • 所蔵カタルーニャ美術館 (スペイン)
  • 種類油絵
  • 高さ99.5cm
  • 横幅80cm
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