作品概要

マルタとマリア宅のキリスト》は、画家のディエゴ・ベラスケスによって描かれた作品。制作年は1618年から1618年で、ナショナルギャラリーに所蔵されている。

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「マルタとマリア宅のキリスト」は、スペインの画家、ディエゴ・ベラスケスによって1618年に描かれた油絵である。彼がスペインのセビーリャに居た時の作品で、画家パシェコの見習い時代が終わってすぐの時期に描かれた。現在、イギリスのロンドンにあるナショナルギャラリーに展示されている。

当時彼は、ボデゴンの可能性を実験していた。それは聖書からの物語や現代的なスペインのシーンを関連付けてキッチンなどでの風俗画をボデゴンの中に置くという試みであり、しばしばそれらは食べ物や飲み物と共に人々も描かれた。

この作品でベラスケスは、2人の半身の女性をキッチンのインテリアと一緒に描いた。左の女性は同時期の彼の作品「卵を調理する婆」にも登場している。テーブルの上には多くの食べ物があり、ひょっとすると魚用のアイオリソースを作っているのかもしれない。

写実主義の傾向が強い為、作者自身の本当のメイドが描かれていて他の作品にも同一人物が現れており、作品には聖書的な背景が見受けられる。マルタ(姉)とマリア(妹)は聖書で登場する。この作品では青いチュニックを着たキリストがマルタに対して身振り手振りで話している。マルタの後ろのマリアも彼女に対しての不満を露にしている。

そして前景の二人の女性を見てみると、左の女性が右の女性に対して宥めているかもしくは咎めているように見える。右の女性はやるべき仕事を一人で成し遂げることができなかったのではないかと思われる。

基本情報・編集情報

  • 画家ディエゴ・ベラスケス
  • 作品名マルタとマリア宅のキリスト
  • 制作年1618年-1618年
  • 製作国不明
  • 所蔵ナショナルギャラリー (イギリス)
  • 種類油絵
  • 高さ63cm
  • 横幅103.5cm
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