作品概要

愛の寓意》は、画家のアーニョロ・ブロンズィーノによって描かれた作品。制作年は?。

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マニエリスム期の寓意画

本作はメディチ家の当主コジモ一世から仏王フランソワ一世に贈られた、第一級外交のプレゼントであり、宮廷様式の傑作である。市民のためのわかりやすい芸術とは違い、宮廷のための芸術は学者、識者好みのものとなりました。彼らは寓意を読み解くことに喜びを感じていたに違いありません。それは謎を読み解くような楽しさであったり、もしくは自身の教養や知識を自慢することであったのかもしれない。いずれにしても当時の芸術は感情よりも理性で芸術を体験する時代であったと言える。

特徴

中央に描かれたヴィーナスとその息子クピドの姿が織りなすエロティシズムや謎に満ちた図像は、マニエリスムの時代に特徴的なものである。例えば右上に描かれた翼のある老人は砂時計を支えていることから、擬人化された「時」であることがわかる。左で頭を抱えているのは「嫉妬」、左上の裸で描かれた女性は「心理」、右でバラの花をまき散らす少年は「快楽」を意味しているが、足には棘が刺さっており、「快楽には痛みが伴う」ことだと解釈することができる。この絵全体の意味は今でも見るものを悩ませると同時に魅了してやまない。

基本情報・編集情報

  • 画家アーニョロ・ブロンズィーノ
  • 作品名愛の寓意
  • 制作年不明-不明
  • 製作国不明
  • 所蔵不明
  • 種類不明
  • 高さ不明
  • 横幅不明
  • 更新日
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