作品概要

バルバドリの祭壇画》は、画家のフィリッポ・リッピによって制作された作品。制作年は1437年から1438年で、ルーヴル美術館に所蔵されている。

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『バルバドリの祭壇画』は1438年にフィリッポ・リッピによって描かれ、現在、パリのルーブル美術館に所蔵されている。ヘラルド・ディ・バルトロメオ・バルバドリには子供がなく、彼の遺産はサン・フレディアーノ専用の礼拝堂のために建設が予定されたサント・スピリト教会のために、オーサンミッシェルの指導者に現金で遺された。

その協会は、古い聖物納堂があり、1433年にそこに祭壇画を置くこととなった。祭壇画の制作は、1437年にフィリッポ・リッピに依頼された。

1438年4月1日のピエロ・デ・メディチからドミニコ・ヴェネチアーノに中てた手紙によると、その時点で祭壇画はまだ完成していなかったようである。この絵は、当時の伝統的な絵のパターンを絵の上部に見られるアーケイドと柱という形でのみ踏襲している。また、それ以前の作品とは違って、リッピは聖母を絵の中央に立っている姿で描いている。絵の左側にはまるでオーサンミッシェルの中にある像のように、自分の衣服の裾を持ち上げた姿で天使を描いている。

その他の革新的な要素としては、上流階級を思わせる背景の替わりに、丘陵の景色を見渡せる窓を描くなどの建築的な空間を描いていることである。

この画法は、後のフランドル派の作品に影響を与える。絵の前方には、膝まづく二人の聖人(左に聖オーガスチン、右にサン・フレディアーノ)が描かれ、欄干の後ろには、フィリッポ・リッピ自身の肖像画と思われる僧侶が描かれている。

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基本情報・編集情報

  • 画家フィリッポ・リッピ
  • 作品名バルバドリの祭壇画
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1437年 - 1438年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵ルーヴル美術館 (フランス)
  • 種類パネル、テンペラ
  • 高さ208cm
  • 横幅244cm
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