作品概要

アポリネールの肖像》は、画家のジョルジュ・デ・キリコによって制作された作品。制作年は1914年から1914年で、ポンピドゥーセンターに所蔵されている。

詳細な画像を見る

『アポリネールの肖像』(Portrait of Apollinaire)は、形而上派を興したイタリアの画家ジョルジョ・デ・キリコによる油彩作品である。1914年にパリで制作され、現在はフランスのポンピドゥーセンターに所蔵されている。

この作品は詩人を題材にしたシリーズのひとつである。デ・キリコは1911年にパリに到着し、2年後には詩人ギヨーム・アポリネールの画家や詩人、文学者が集う一派に加わった。1913年の早い時期には、アポリネールはデ・キリコの作品を称賛し、いくつかの記事で彼を擁護した。彼の成功へのアポリネールの貢献を認識して、デ・キリコはオルフェウス的様式を用いたこの肖像画を描き贈った。

サングラスをかけた詩人の石膏像は生死の境をさまよって凍えているようだ。黒いサングラスには何も反射しておらず、しかしながら真っ直ぐこちらを見ているようにみえる。アポリネールはこの肖像画を、1914年に出版された彼の初めてのカリグラム作品集Et moi aussi je suis peintreの口絵に使うことを決めた。

アポリネールは第一次世界大戦で従軍していた際、1916年に頭部に銃弾を受けて重傷を負い、複雑な手術を繰り返し、1918年にはインフルエンザに罹患し死亡することになるのだが、この作品中の詩人のシルエットのこめかみ部分に描かれている標的のような白い輪は、まるでそのことを予言しているかのようである。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家ジョルジュ・デ・キリコ
  • 作品名アポリネールの肖像
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1914年 - 1914年
  • 製作国フランス
  • 所蔵ポンピドゥーセンター (フランス)
  • 種類油彩、木炭
  • 高さ81.5cm
  • 横幅65cm
  • 更新日
  • 投稿日
  • 編集者
  • アポリネールの肖像の感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。