作品概要

画家の家族》は、画家のジョルジュ・デ・キリコによって制作された作品。制作年は1926年から1926年で、テート・モダンに所蔵されている。

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作品の概要

《画家の家族》は、イタリアの形而上派の画家ジョルジョ・デ・キリコによる油彩作品である。本作はフランスのパリで1926年に制作された。現在、イギリスのテート・モダンに所蔵されている。

この作品は、古典絵画ミケランジェロの《聖家族》をモチーフに描かれた。

この《画家の家族》が描かれた時期、彼は、形而上派に固執するシュールレアリスト達との決別の道を歩み始めていた。

作品の特徴

1920年代の半ば、彼は、第一次世界大戦前の自身の作品を見直し、それらで扱ったテーマに回帰した。戦前の作品と比べると、本作に描かれたマネキンは肉付きが良く質感を持って表現されていることが分かる。

絵の背景には、イーゼルと絵筆が置かれている。彼が古典や伝統的技法に重きを置いている証拠と推測される。ただ、その一方で、彼は、古典や伝統的技法に対して、皮肉的に表現することも多かった。彼のこの二面性については今も謎の部分が多い。

たとえば、マネキンの腹部から現れている建築物の断片は、なんとなく古典的であるようだが、見方を買えれば、子どものおもちゃ、積み木を表現しているようでもある。

モチーフのヒント

彼は、2つの作品からマネキンを題材とするヒントを得たと言われている。

1つは、彼の実弟で画家、作曲家、劇作家のアンドレア(筆名アルベルト・サヴィニオ)が書いた芝居「半死の歌」(Les Chants de la Mi-Mort、1914年)である。

もう一つは、戯曲「声も目も顔も無い男」(man without voice, without eyes or face)である。この作品は、詩人のギヨーム・アポリネールが発行した雑誌「レ・ソワレ・ドゥ・パリ」(Les Soirées de Paris)1914年7-8月号に掲載されている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジョルジュ・デ・キリコ
  • 作品名画家の家族
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1926年 - 1926年
  • 製作国フランス
  • 所蔵テート・モダン (イギリス)
  • 種類油彩
  • 高さ146.4cm
  • 横幅114.9cm
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