作品概要

春の二重の夢》は、画家のジョルジュ・デ・キリコによって制作された作品。制作年は1915年から1915年で、ニューヨーク近代美術館に所蔵されている。

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《春の二重の夢》は、形而上派を興したイタリアの画家ジョルジョ・デ・キリコによる油彩作品である。1915年の1月から5月にかけて制作された。

現在、アメリカのニューヨーク近代美術館に所蔵されている。

また、この作品のタイトルは、現代アメリカを代表する詩人の一人であるジョン・アッシュベリーが1970年に出版した詩集の題名として使われていることでも知られる。

作品の特徴

この絵画は、一見一つの場面を表しているようだが、実は別の二つの場面からなっている。二つの場面は画面真ん中の、おそらくイーゼルの一部であろう木製の梁によって分割されている。イーゼルの中には大きなアーチ状の建造物の下絵が描かれている。

左側にはフロックコートを着用した男性の後ろ姿の彫像が見える。その彫像の男性は、広々とした空を見つめて何か思索にふけっているようだ。

右側には、上空に、仕立て屋で使われるようなマネキンの頭部が現れている。先ほどの左側の男性とは僅かに異なった角度から同じ風景を見下ろしているように見える。デ・キリコの作品の中で、このようなマネキンは何度も登場する。マネキンの頭部はまるで熱気球のようにその風景に迫ってきている。

そのほか、まるで棒切れのような、小さく細長い二人の男の姿も描かれている。そして遠くには山が連なっている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジョルジュ・デ・キリコ
  • 作品名春の二重の夢
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1915年 - 1915年
  • 製作国フランス
  • 所蔵ニューヨーク近代美術館 (アメリカ)
  • 種類油彩
  • 高さ56.2cm
  • 横幅54.3cm
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