作品概要

占い師の報酬》は、画家のジョルジュ・デ・キリコによって描かれた作品。制作年はN/A年から1913年で、フィラデルフィア美術館に所蔵されている。

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《占い師の報酬》は、1913年、イタリア人であるジョルジョ・デ・キリコによって描かれた作品であり、常設展示作品の1作品として、現在フィラデルフィア美術館で収蔵されている油絵である。

作品を継承する為2003年、再び2014年に、現代イタリアアートエストリック美術館で2度展示され、2007年には、サンタモニカ美術館で展示された。

ウォルターとルイーズ

1954年に、この作品が初めてフィラデルフィア美術館で展示された。元々はウォルターとルイーズの住んでいた家に飾られていた作品であり、画家になる為に勉強をしていたアメリカ人であるフィリップ・ガストンがこの作品を見て、感激していると記されている。

1950年にウォルターとルイーズによって、数千という寄贈品の中でも価値ある作品の1作品として、フィラデルフィア美術館へ継承された。ウォルターはアメリカ人の芸術家収集家及び評論家さらには詩人でもあった。(1954年没)彼の妻であるルイーズと共に芸術品を収集し、芸術活動の支援を積極的に行っていた。

分割描写とモチーフ

作品は、フランスで、デ・キリコが9つの正方形に分割して仕上げてゆく工程を経て完成された。後に、分割描写は、作品を通常よりも早く仕上げる方法として、この作品の下書きを通して伝えられた。作品は人けのない広場を描いており、この描写スタイルは、デ・キリコによる数々の作品でもみられる。

また、機関車を風景に用いられる特徴があり、1913年にデ・キリコによって完成された油絵、ルレーブトランスフォームや、フランス・パリにあるモンパルナス駅をモデルとしたモンパルナス駅出発の憂鬱でも、機関車が背景に描かれている。

この作品の中央の銅像は、ミノス・クレタ島の王の娘アリアドネである。彼女はテセウスの迷宮からの脱出の為の支援を施したが、彼は後にナクソス島に彼女を放棄した。デ・キリコによる、機関車と人けのない広場をモチーフとした他の絵画でも、アリアドネは描かれている。

基本情報・編集情報

  • 画家ジョルジュ・デ・キリコ
  • 作品名占い師の報酬
  • 制作年N/A年-1913年
  • 製作国フランス
  • 所蔵フィラデルフィア美術館 (アメリカ)
  • 種類油絵
  • 高さ53cm
  • 横幅70cm
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