作品概要

色とりどりの人生》は、画家のワシリー・カンディンスキーによって制作された作品。制作年は1907年から1907年で、ミュンヘン ベンバッハハウスに所蔵されている。

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作品の特徴

本作は、カンディンスキーの初期作品の中で傑作の一つ、として度々挙げられる絵画である。

彼は、点描画法を用いて大胆で明るい色使いで、この絵を描いている。

作品内には剣を持って馬を走らせる騎士、うっとりとした様子のカップル、弓を構えた弓術士、ボートを漕ぐ者や陰鬱な葬式等、物語性に富んだ場面が描かれている。

マティスの「生きる喜び」に呼応

カディンスキーは1906年から1907年迄フランスのパリに滞在し多くの芸術家と出会い、交流や刺激を受けている。

1906年にアンリ マティスが絵画「生きる喜び」を発表し絶賛を受けると、フランスを拠点とした芸術家が呼応したように大作を発表した。

本作《色とりどりの人生》も類にもれず。マティスの「生きる喜び」に呼応するように1907年に発表された。

カディンスキーの評

1914年にケルンで行なった公演でカディンスキーは本作品について次のように述べている。

「私は《色とりどりの生活》の制作において、鳥の目の様なパノラマな視点を使い、描く形の後ろ、その又後ろと次々に捉えて背景や点と線をキャンバス内に描いていく事に夢中になったのだ。それは自分の思う、いいかなる場面もキャンバス内に配置し、そこでの動きを描く為に習得した事である。」

この作品は、彼がパリで身を置く刺激的な世界の象徴である。と同時に、見ている者にも色とりどりの人生が満ち溢れる世界の入り口に佇んでいるかの様に感じさせてくれる作品である。

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基本情報・編集情報

  • 画家ワシリー・カンディンスキー
  • 作品名色とりどりの人生
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1907年 - 1907年
  • 製作国不明
  • 所蔵ミュンヘン ベンバッハハウス
  • 種類テンペラ
  • 高さ130cm
  • 横幅162.5cm
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