作品概要

黄−赤−青》は、画家のワシリー・カンディンスキーによって制作された作品。制作年は1925年から1925年で、フランス パリ 国立近代美術館 ポンピドゥーに所蔵されている。

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カンディンスキーはロシアにおける構成主義の台頭から国を離れ、1922年よりドイツのバウハウスで美術理論家として教鞭をとった。

彼はこの時期、美術理論家として線画や点描画、図形を用いた心理の表現の探求をしている。彼は本作品完成の翌年1926年に、美術理論家としての2冊目の著書「点と線から面へ」を出版している。絵画作品においても、幾何学的要素が色濃く現れている。

本作品は、構成主義の圧力から離れた自由と、シュプレマシズム運動の影響が大きく現れた作品であろう。

作品の特徴

《黄−赤−青》には長方形−黄、十字形−赤、円−青、の図形が描かれている。その主となる3つの図形を通る様に、黒く強い直線と波の様な曲線が描かれている。

弧を描く線と単色の円。まるでキャンバス内に散りばめられたカラフルなチェス盤、といった様々な図形模様が複雑かつ洗練された配置で描かれている。

図形の色や配置によって、内面の奥深くや感情の表現がなされている。見る者を深い内面世界へいざなってくれる。

カンディンスキーがバウハウスで説いた、心理学の要素を取り入れた新しい美術理論を物語る作品である。

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基本情報・編集情報

  • 画家ワシリー・カンディンスキー
  • 作品名黄−赤−青
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1925年 - 1925年
  • 製作国不明
  • 所蔵フランス パリ 国立近代美術館 ポンピドゥー
  • 種類油絵
  • 高さ127cm
  • 横幅200cm
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