作品概要

バト・シェバ》は、画家のハンス・メムリンクによって制作された作品。制作年は1480年から1480年で、シュトゥットガルト州立美術館に所蔵されている。

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《バト・シェバ》はハンス・メムリンクが1480年に描いた油彩の板絵であり、現在はドイツのシュトゥットガルト州立美術館に所蔵されている。旧約聖書に記された、ヒッタイト人の戦士ウリヤの妻バト・シェバが水浴を終えた姿が描かれている。

裸の女性がバト・シェバであり、画面右端には彼女が水浴をしていた紫色の天幕に覆われている浴槽がある。さらに、彼女の奥にいる女性は使用人であり、バト・シェバに白いローブを着せようとしている。旧約聖書では、バト・シェバが水浴する様子を覗き見していたユダヤの王ダビデが、彼女を宮殿に呼び出したうえ、妊娠させてしまったといわれている。

その後、その罪が発覚することを恐れたダビデはバト・シェバを正妻にするため、ウリヤを激戦地に送らせて戦死させるという罪までも犯してしまう。その物語を表現するため、左上の開け放たれた窓からははるか高みにある宮殿の回廊が見え、そこには男の子とともにダビデの姿も見える。ただ、この窓から見える景色はのちの17世紀に加筆されたことが判明している。

この室内と室外、2つの場面はそれぞれ手前と奥とに分けて配置されているため、メインの場面がどちらであるかが明確になっている。さらに、画面左側で縦一列に高低差をつけて描かれたツボや犬などからは、奥行きを感じられる。

また、その異常にバト・シェバに迫っている構図と所々で細部が省かれている点は、この作品がより大きな作品や三連祭壇画の断片であることを示している。

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基本情報・編集情報

  • 画家ハンス・メムリンク
  • 作品名バト・シェバ
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1480年 - 1480年
  • 製作国フランドル
  • 所蔵シュトゥットガルト州立美術館 (ドイツ)
  • 種類板絵、油彩
  • 高さ191.5cm
  • 横幅84.5cm
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