作品概要

聖ヨハネの祭壇画》は、画家のハンス・メムリンクによって制作された作品。制作年は1479?年から1479?年で、メムリンク美術館に所蔵されている。

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『聖ヨハネの祭壇画』はハンス・メムリンクが1479年頃に描いた油彩の板絵であり、現在はベルギーのメムリンク美術館に所蔵されている。この作品は3枚の板絵が横一列に、左右の板絵が中央の板絵のトビラとなるように連結された三連祭壇画である。

『洗礼者ヨハネと福音書記者ヨハネの三連祭壇画』とも呼ばれ、左のトビラの内側には斬首された洗礼者ヨハネ、右のトビラの内側にはパトモス島に流刑された福音書記者ヨハネが描かれている。

左の内側の絵は「洗礼者ヨハネの斬首」の場面であり、画面右の皿の上に置かれているのが洗礼者ヨハネの首であり、彼の首を受け取った女性はユダヤの王女サロメである。義父である王から褒美を受けることになった彼女が母親にそそのかされて洗礼者ヨハネの首を求めたため、彼は斬首されたといわれている。そのため、左上にはサロメが褒美を受けるきっかけとなった祝宴の様子も描かれている。右の内側の絵は「ヨハネの黙示録」にまつわる場面であり、画面右下に座っているのがその黙示録を記している福音書記者ヨハネである。また、彼が見つめる上部には、「ヨハネの黙示録」の中にある七つの封印を施された書物を神の子羊が開けていくという一節が描写されている。中央の絵は「聖カタリナの神秘の結婚」と呼ばれ、画面中央で座っているのが聖母マリアであり、そのヒザの上に座っているのが幼子イエス・キリストである。

そして、その左に聖カタリナ、その右に聖バルバラが座っている。また、聖カタリナは幻の中でイエスと結婚したといわれているため、幼子イエスに手を差し伸べてその指に指輪をはめてもらっている。

さらに、左のトビラの外側には2人の男性、右のトビラの外側には2人の女性が、それぞれの守護聖人とともに描かれている。
彼ら4人の男女は、いずれも現在メムリンク美術館となっている聖ヨハネ施療院の重役だった人物であり、この作品は元々その施療院から1470年代半ばに依頼されたものである。

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基本情報・編集情報

  • 画家ハンス・メムリンク
  • 作品名聖ヨハネの祭壇画
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1479?年 - 1479?年
  • 製作国フランドル
  • 所蔵メムリンク美術館 (ベルギー)
  • 種類板絵、油彩
  • 高さ不明
  • 横幅不明
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