作品概要

受胎告知》は、画家のハンス・メムリンクによって描かれた作品。制作年は?で、メトロポリタン美術館に所蔵されている。

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『受胎告知』はハンス・メムリンクが1480年代に描いた油彩の板絵であるが、1920年代に板の一部をカンヴァスに取り替えられ、現在はロバート・リーマン・コレクションの一部としてアメリカのメトロポリタン美術館に所蔵されている。新約聖書に記された、聖母マリアが大天使ガブリエルから神の子を身ごもったことを告げられたという「受胎告知」の様子が描かれている。

右端でイスに座っているのが聖母、左端の天使がガブリエルである。さらに、聖母の頭上の白いハトは聖霊であり、聖母の背後にいる従者のような天使たちは聖母が女王の地位にいることを象徴している。また、この作品は革新的な「受胎告知」であるとされている。

例えば、聖母はまるで平衡感覚を失ったかのようであり、倒れているか気絶しているように見える。このポーズは、それ以前の「受胎告知」での座っていたり、ひざまずいていたりするポーズからは逸脱している。さらに、従者のような天使たちは他のテーマで描かれることはあっても、それ以前の「受胎告知」ではまず描かれることはなかった。そのうえ、他のテーマでも天使たちは聖母の周りを飛んでいることが一般的であり、この作品のように聖母に接近し、触れていることは非常に稀である。

製作年はこの作品に元々つけられていた額縁に刻まれてはいたが、その数字はかすれて読みづらかったうえ、額縁自体が19世紀になくなってしまった。そのため、製作年の一の位の数字に対して2であるという説と9であるという説があり、製作年は1480年代までしか特定できていない。

基本情報・編集情報

  • 画家ハンス・メムリンク
  • 作品名受胎告知
  • 制作年不明-不明
  • 製作国フランドル
  • 所蔵メトロポリタン美術館 (アメリカ)
  • 種類板絵、油彩
  • 高さ76.5cm
  • 横幅54.6cm
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