作品概要

最後の審判》は、画家のハンス・メムリンクによって描かれた作品。制作年は1467年から1471年で、グダニスク国立博物館に所蔵されている。

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『最後の審判』はハンス・メムリンクが1467‐1471年の間に描いた油彩の板絵であり、現在はポーランドのグダニスク国立博物館に所蔵されている。この作品は3枚の板絵が横一列に、左右の板絵が中央の板絵のトビラとなるように連結された三連祭壇画である。中央の絵は縦241cm×横180.8cm、左右の絵はそれぞれ縦242cm×横90cmになるほど巨大であり、新約聖書に記された、世界の終末にイエス・キリストが再臨し、生者も死者も全て天国へ送る者と地獄へ送る者に選別するという“最後の審判”の様子が描かれている。

中央の絵の上部で虹に座っているのがイエスであり、彼を取り囲んでいるのは聖母マリアと洗礼者ヨハネを始めとする十二使徒である。また、下部で人々を天秤にかけているのは大天使ミカエルであり、この天秤は魂の善悪を判別するための道具である。さらに、その左側の群集は救われた者たちであり、右側の群集は罰すべき者たちである。そして、左の絵には救われた者が聖ペテロと天使たちによって天国へと導かれていく様子が、右の絵には罰すべき者が地獄へと堕ちていく様子が描かれているのである。

この作品はメディチ銀行ブルッへ支店の支店長アンジェロ・タニから依頼されたものであり、イタリアのバディア・フィエソラーナ教会に飾られる予定だった。しかし、この作品を乗せた貿易船は、イタリアへの航路上で船長パウル・ベネキーが率いるグダニスクの私掠船に襲われてしまった。そのため、この作品は他の貨物とともに貿易船ごと略奪され、グダニスクへと渡ったのである。

基本情報・編集情報

  • 画家ハンス・メムリンク
  • 作品名最後の審判
  • 制作年1467年-1471年
  • 製作国フランドル
  • 所蔵グダニスク国立博物館 (ポーランド)
  • 種類板絵、油彩
  • 高さ不明
  • 横幅不明
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